2024年5月3日深夜フランス首都パリの北東部スブラン地区の駐車場で銃撃事案が発生しました。少なくとも1名が死亡、合計5名が負傷しており、うち3人が重体で病院に運ばれました。現時点で犯人は逮捕されておらず、警察が事件の背景を含め捜査中です。
2024年5月2日韓国政府はベトナム、ラオス、カンボジアの3つの国の大使館及びロシア極東部ウラジオストク、中国北東部瀋陽の韓国領事館に対し、北朝鮮政府が関与する攻撃が行われうるとして警戒レべルを引き上げた旨発表しました。警戒レベルはいずれも4段階中の下から2番目ですが、標的とされた施設には近づかないことをおススメします。
2024年5月7~11日にかけ、スウェーデン南部マルメで欧州一円の歌謡コンテストであるユーロビジョンソングコンテストが行われます。会場周辺で反イスラエルデモや極右主義的なイスラム教排斥活動などが発生する可能性があるとして現地治安当局が警戒を高めています。日・米・豪各国政府も自国民にイベント参加時の注意事項を更新しました。
2024年5月1日ポーランド首都ワルシャワ市内のシナゴーグ(ユダヤ教寺院)に火炎瓶のようなものが投げ込まれました。建物外壁が燃える被害が発生しましたが人的な被害は発生していません。中東情勢に関連すると思われるユダヤ教関連施設への攻撃の予兆として留意が必要です
2024年4月30日、エクアドル大統領令に基づき、同国西側沿岸部の5県に対し治安維持を目的とした非常事態宣言が発令されました。宣言の有効期間は60日間です。同地域では犯罪組織が関与していると思われる殺人や凶悪犯罪が続発しており、治安当局の権限を強化して対応する方針です
2024年4月30日、5月1日とジョージア首都トビリシ市内中心部でEU加盟の是非や国会審議中の法案に関連した抗議活動が行われました。30日の抗議活動に対しては警察が催涙弾や警棒等を用いた強制的な排除を行い、参加者らと衝突しています。少なくとも63名が逮捕されており、当面混乱が継続しうる状況です
2024年4月30日イギリス首都ロンドンの北側で男が住宅に車両を突入させた後、周囲の人々を長刀で襲撃する事案が発生しました。14歳の少年1名が死亡、4人が負傷しています。警官らが銃を突き付けて対応し、男はその場で拘束されています。犯人は36歳の男性と発表されており、動機は不明ですが警察は本件をテロではないとしています
2024年4月29日現地夜、アフガニスタン西部ヘラート州アンディシェでイスラム教シーア派のモスクに武装勢力が押し入り銃を乱射しました。少なくとも6人のシーア派住民が死亡しています。ISISに関連するグループが事件後に犯行声明を発表し、タリバン政権傘下の警察が事件を捜査しています。
2024年4月29日の現地情報によれば、モザンビーク北部カーボデルガード州ナンプラ近郊で正体不明の武装集団が住宅や学校に放火するなど襲撃行為に及びました。死者の報告は確認できませんが、銃撃戦もあったとの住民の声が報じられています。周辺地域では直近英国や日本がリスクレベルを引き上げています。
2024年4月30日にミュンヘンで、5月1日にドルトムントでサッカーチャンピオンズリーグの準決勝が行われます。準々決勝の各試合に対してISISによるテロ脅迫が行われ各国で警戒態勢が強化されました。今週も現地警察が警戒を強めています。