2019年4月21日現地時間午前9時前、スリランカの最大都市コロンボ市内及びその北側近郊都市にある2つの教会及び3つのホテル、また東部バティカロアの教会、合計6か所でほぼ同時に爆発が発生し、少なくとも137人が死亡しました。現地警察当局の発表によると少なくとも死者のうち9名は外国人であるとのこと。
爆発発生時、3つの教会ではいずれもキリスト教の復活祭(イースター)礼拝が行われており、500人以上のキリスト教徒が集まっていた教会もあったとされています。
爆発が発生したのは以下の6か所です
コロンボ市内 セントアンソニー教会、シャングリラホテル、シナモングランデホテル、キングズバリーホテル
ネゴンボ サンセバスチャン教会
バティカロア シオン教会
現時点で犯行声明は発表されておらず、犯行主体は不明です。
他方で、現地警察当局は数日前から昨年からキリスト教の教会に対する自爆テロの恐れがあるとの情報を受けていたとの報告もあります。一部報道では昨年から活動が報告されはじめたイスラム教過激主義グループNTJ(National Thowheeth Jamm’math)がテロの計画を有していたのではないか、と報じていますが、信ぴょう性は確認できていません。