安全対策担当者のメンタルケアも忘れずに

安全対策担当者という立場

代表の尾崎です。

日本では改元に伴う超大型連休が終わりました。海外旅行にいらっしゃった皆様も、大型連休を海外駐在で過ごされた方もご無事で何よりです。先週5月5日もしくは6日頃からはラマダンも始まっていますので、向こう一か月間ほどもぜひ安全には十分ご注意なさってください。

 

さて、本日は日頃とはちょっと毛色の違う話をしたいと思います。テーマは安全対策担当者の精神面のケア。

 

 

実は安全対策担当者という立場は、非常に酷なものです。企業や団体に所属する仲間の命を守るという点で、重要ではあるのですが、その実態はなかなか理解されません。何をやればいいのかお手本もマニュアルも少ない上に、どんな情報を信じればいいのかもよくわかりません。その上、組織内でも孤立しがちという性質もあるのです。

 

組織としての安全対策を強化する業務を具体的にイメージしてみましょう。安全を守るためにはある程度

 

「こういうことはやらないでください」

「危険なのでこのエリアから外には出ないでください」

「安全確認ができないので、そのプロジェクトを進めることに同意できません」

 

などなど、ブレーキを踏む役目を担わなければならないのです。このため利益を上げたい営業部門や自由に移動したい海外駐在者などからクレームが来ることもしばしば。企業であれば利益を上げるという大目標があるため、たいていの場合声が大きいのは営業部門であり、海外駐在者でしょう。また、株主等からの視線を集める経営層も安全管理を担当する方を除けば利益優先、事業活動優先で物事を考えがちです。このため、どうしても安全対策担当者というのは「弱小牽制部門」になりがちなのです。

 

 

【次ページでは・・・安全対策担当の仕事は成果が見えづらいことを確認しましょう】