2020年10月11日、ベラルーシの首都ミンスクでルカシェンコ大統領による政権継続に抗議する市民らが反政府抗議活動を行いました。治安当局側は放水銃はもとより、閃光音響手りゅう弾(スタングレネード)を使用するなどして強制的に集会を解散させました。現地人権団体によれば抗議活動に参加していた市民ら500名以上が逮捕されたと発表されています。
同国の反政府デモは8月以降継続していますが、デモに参加していた邦人も一時当局に拘束される事案も発生しています。抗議の意図がない場合でも、反政府デモの周辺にいると、治安当局に身柄を拘束されたり、放水銃や衝突等によって負傷する可能性も否定できません。同国滞在中の方は最新のデモ発生状況に注意の上、安全確保を最優先に行動するようおススメします。