【セミナー報告】海外建設協会(OCAJI)ビジネスセミナー『世界が揺れる時代の海外事業セキュリティ』

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セミナー登壇のご報告

2026年8月4日(火)海外建設協会(OCAJI)様主催のビジネスセミナー、海外での建設プロジェクトの持続可能性と各社従業員の安全をテーマに海外安全管理本部/海外安全.jpの代表・尾崎由博が講師を務め、好評をいただきましたのでご報告いたします。

 

OCAJIは、海外で建設・インフラ事業を展開する日本の建設会社(ゼネラル・コンストラクションカンパニー)を支える専門団体として長年にわたり情報提供・研修・支援、業界としての意見集約等を行っており皆様もよくご存じの「●●建設」といった社名の会員企業が多数所属しています。当サイト代表の尾崎は2024年よりOCAJI主催の危機管理研修に登壇し、毎年理屈だけではない、建設業界の現場実務に即したセミナー内容に高い評価をいただいています。

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海外安全セミナー

本年セミナー開催の背景とセミナー概要

近年、建設業界の海外事業を取り巻く環境は急速に変化しています。 長引くロシア・ウクライナ情勢に加え、2026年には日本企業が多くのプロジェクトを抱える中東・湾岸地域で軍事衝突が発生し、海外事業部門に深刻な影響が及んでいます。

建設会社の皆様は、世界各地の政情不安、治安悪化、突発的な暴動・テロ、自然災害、航空便の混乱、サプライチェーンの寸断など、従来の想定を超える事象への対応を余儀なくされています。いわゆる VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性) の時代において、海外工事現場の安全確保はかつてないほど難易度が高まっています。

特に建設プロジェクトは「現場を動かせない」という性質を持ち、 長期滞在・多拠点・多国籍チーム・協力会社との連携など、他業種とは異なる複雑性を抱えています。 こうした事業特性を理解せず、一般論としての安全管理策を提示しても実効性はありません。この点で、事業現場の「実効性」を重視する弊社および代表の尾崎はOCAJIに加入する皆様に向けてセミナー内容をカスタマイズして臨んでいます。

本年のプログラム目次は以下の通りでした。
  1. 中東情勢を含む最新の国際動向
  2. アジア・アフリカ他主要国の2026年リスク情勢
  3. 海外建設プロジェクトの継続性を確保するための危機管理の基本
  4. 「危機管理初心者」でも現場で使える情報収集術と情勢判断のポイント
  5. 海外拠点・現場連携における実務的留意点(国外避難の基礎)
  6. 質疑応答

今回テーマとして掲げたのは「海外建設プロジェクトの継続性を確保するための危機管理の基本」。単なる従業員・関係者の安全確保策だけでなく、各社が海外事業で利益を上げ続けるためにどういった危機管理策を講じておくべきなのか、最新の国際情勢を踏まえながらご説明しました。また、特に安全対策の担当者が経営層と現場の板挟みになりがちな「必要な金銭的負担を抑えつつ、現場の安全度を高める施策」をいくつか紹介し、理論と実践両面でお役に立てるよう工夫しました。

また、直近の湾岸情勢の推移なども含め、海外事業現場から関係者を国外に避難させるための実務上の注意点も具体的事例とともにお示ししました。日本ではなかなか知られていない実践的ノウハウを、直近対応に迫られた記憶が新しいご参加者の皆様にとって今回の講義内容は大きなヒントとなったようです。

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参加者アンケートの結果

セミナーの最後に設けた質疑応答では時間が足りなくなるほど多くの質問をいただき、 講義内容が参加者の関心事項に沿っていたことを強く感じました。

 

それを証明してくれたのが、OCAJI研修事務局の皆さんが取りまとめてくださった参加者アンケート。数十名単位のアンケート回答をいただいたことも大変光栄でした。しかしそれ以上にありがたかったのは満足度5段階評価で「大変良かった」「良かった」のみという非常に高い評価をいただいたという事実。 「普通」(5段階中の真ん中)以下の評価は一つもなく、昨年を上回る満足度となりました。

 

また、印象的だったのは1時間半、尾崎が一方的にお話しする講義形式だったにもかかわらず 「時間が短く感じた」「セミナー時間はもう少し長くてもよい」 という回答が寄せられた点です。もっと聞きたい!と思っていただけたことは大変励みとなりました。

 

弊社、特に代表の尾崎はともすると小難しく、説教口調になりがちな安全管理を「自分事」としてとらえなおしてもらうためにセミナーやワークショップに工夫を凝らしています。どのセミナーでも類似のセミナーと違って退屈しなかった、といったお声をいただいており、今回のOCAJI様のアンケートでもその傾向は明確でした。

もし、業界団体やあるいは各企業でより効果の高い安全対策研修、危機管理担当社員の研修などを検討中の方は是非弊社のセミナーもお試し下さい。セミナーの構成や時間配分、また費用感についてはお気軽にこちらのオンラインお問い合わせフォームからご質問いただければと思います。

この項終わり