サウジアラビア第一次世界大戦関連式典での爆発

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2020年11月11日、サウジアラビア西部ジッダで行われていたイスラム教徒以外の第一次世界大戦終結記念式典の会場で爆発が発生しました。爆発によりギリシア人およびイギリス人が負傷したと報じられています。

 

 

本式典は毎年在ジェッダの欧米等外交官が参加して執り行われていたものであり、今年は現地フランス領事館が主催していました。爆発はフランス領事のスピーチが行われている最中に発生したとのこと。

 

 

9月にイスラム教預言者ムハンマドを扱った風刺画がフランスの新聞に掲載されたことを受け、現在イスラム教世界からフランスは批難を浴びています。フランス国内では複数のテロ事案が発生しており、現在フランスでは国家テロ警戒レベルが最高レベルに引き上げられています。サウジアラビアのジッダでは10月29日、フランス領事館に押し入ろうとした現地男性が警備員を負傷させる事案も発生していました。

本事案を受け、在ジッダフランス領事館は周辺に滞在するフランス人に対し、フランス人およびフランス権益を狙った攻撃等に最大級の警戒をするよう呼びかけています。

 

 

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