ドイツ連邦刑事警察局（ＢＫＡ）によれば、12月16日まで、本年に爆破された街中のＡＴＭは既に390台を超え、過去最悪となっています。同局によれば最終的に400台以上のＡＴＭが爆破されてもおかしくないとされています。
ＡＴＭを爆破するグループの目的はテロではなく、内部の現金を盗み出すための行為とされています。今年発生した390台のＡＴＭ爆破事案のうち、160件で現金が持ち去られたとしています。ただし、爆発の規模によって、周辺の通行人が負傷する事案も報告されています。
なお、ドイツ警察当局はＡＴＭ爆破事案の実行犯の一定数がオランダ人であることを踏まえ、オランダとドイツ両国での情報交換を強化しているとしています。
