2021年4月25日、ソマリア 首都モガディシュ、大統領官邸付近の路上でモハメド・アブドラヒ・モハメド大統領 の任務2年間延長の支持者と反対者の間で激しい銃撃戦が起こりました。
現時点で、死傷者数は明らかになっていません。また、大統領の任期延長、あるいは現在の政治体制への賛否が分かれる状況は続いているため再び衝突が起こる可能性も懸念されています。
ソマリアでは本年1月31日にモガディシュ市内ホテル等で連続爆破事案が発生したほか、2月13日、大統領宮殿付近に仕掛けられた自動車爆弾が爆発し、3名が死亡、10名が負傷する事案も発生しています。政治的な不安定さに加え、アル・カイダとの関係が指摘されるアル・シャバーブによるテロなどの気危険性は今後も持続すると考えられます。