スイス連邦議事堂での爆発物騒ぎ

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2023年2月14日スイス首都ベルン市にある連邦議堂付近で、爆発物の痕跡があるとして、議事堂の向かいにあるブンデスプラッツ(連邦広場)と周辺の通りが封鎖され、連邦議事堂など周辺の建物にいた人々が緊急避難する事態が発生しました。

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スイス連邦議事堂前の不審な車両に対し、ロボットを用いて爆発物の有無を捜査する様子(Berner Zeitungのウェブサイトよりキャプチャ)

警察によると、14日午後議事堂周辺で不審な行動をしていた男が警備員に呼び止められたところ、男は防護ベストと銃のホルスターを身に着けていました。検査を実施したところ、爆発物の痕跡も発見されたとのことです。

 

議事堂の向かいの広場には男の車が停められており、車内に爆発物があるとの情報があったため、周辺の封鎖と緊急避難が行われました。警察によると、ロボットよる検査の結果、車に危険がないことが分かり、5時間後に緊急警報は解除されたとのことです。

不審な行動をしていた男は同国内ヴァレー州出身の27歳と発表されています。既に治安当局が身柄を拘束し、取り調べが行われていますが、現時点で動機等はわかっていません。

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