2023年9月1日以降数日にわたりキプロス南部の都市リマソールで移民・難民に反対するデモ行進が暴徒化し、5人が負傷、20人が逮捕されました。観光客にも暴行や強盗被害が生じているため、十分な注意が必要です
報道によると、1日の夜に約500人が街頭へ繰り出し、ゴミ箱が放火され、一部の店舗が破壊されました。デモ行進中には外国人が襲撃され、犠牲者の中には、観光客も含まれていました。暴力行為は3日の早朝まで続き、アジア系の配達運転手が暴行を受け、東南アジア出身の3人が強盗被害に遭っています。
8月末には、同国西部リゾート地パフォス近郊でキプロス人と移民・難民との間で激しい衝突があり、約20人が逮捕されています。
近年キプロスでは、移民・難民が急増したため、反移民感情が高まっています。滞在中の方は最新情報を入手し、安全最優先で行動されることをおススメします。