トランプ前大統領の暗殺計画者逮捕

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2024年8月6日アメリカ司法当局はトランプ前大統領の暗殺を計画していたとしてイラン在住のパキスタン国籍男性1名を逮捕したと発表しました。暗殺計画が発覚したのは7月13日にトランプ氏が銃撃を受ける前のことであり、逮捕は7月12日だったとのこと。ただし、今回逮捕された人物と13日の銃撃事案は関係がなかったとされています。

 

7月12日に逮捕されたのは、ニューヨークから出国しようとしていたタイミングであり、トランプ氏が演説中に銃撃を受ける前日でした。逮捕され、取り調べを受けている人物はパキスタン国籍を有していますが、イランに滞在歴があり、家族もイランに居住している人物であるとのこと。

同人は「殺し屋」と接触し、トランプ前大統領の暗殺を依頼していた模様ですが、接触を受けた人物はFBIの覆面捜査官であったと発表されています。パキスタンやイスラム社会に害をなすトランプ氏の殺害を望んでいたと供述している模様です。他方で、同人の弁護士は発表の一部を否定しており内容が正確ではないとコメントしています。加えてイランは本件暗殺計画はもとより、13日の銃撃事案への関与を重ねて否定しています。

 

実態の解明には時間を要すると思われますが、11月の米国大統領選挙に向けて政治的な主義主張の対立、群衆の暴動等に加え、立候補者や選挙集会への銃撃事案なども想定されます。米国大統領選挙の投票権を持たない日本人の方は関連の集会やイベントに近づく必要性が薄いため、安全を最優先に不用意に近づかないようご注意下さい。

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