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欧州とアジアの接点であり、地政学的にも重要な要衝に位置し、日本企業も200社以上が進出しているエルドアン政権下のトルコの政情不安が再び起こっている。高いインフレ傾向と、トルコ通貨のリラ安を更に加速させるなどの対応から、外国からの投資交渉もストップするなど経済的な影響が加速する事態が懸念されている。また、トルコはロシア・ウクライナおよびイスラエルと周辺国の間での外交交渉にて重要な役割を果たしており、一市長の逮捕の影響が想定以上に広がる可能性も捨てきれない。
この発端は、…