全米各地での反トランプ集会への警戒

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2025年6月14日トランプ大統領への抗議集会が全米1500以上の都市で呼びかけられています。「No Kings(王はいらない)」と名付けられたこの活動はウェブサイトを通じて各都市で抗議活動会場を発表しており同日はこれら抗議発生地域には近づかないようご注意下さい

 

6月14日はトランプ大統領の誕生日にあたります。デモを呼び掛けているグループは本年1月のトランプ氏就任以降の各種政策に抗議し、国家としてのアメリカのあり方を問う形でウェブサイトを作成している様子がうかがえます。

特に多数の参加者が参加しそうなのはニューヨークのトランプタワー周辺やロサンゼルスの移民税関捜査局(ICE)オフィスが入居するビル周辺と思われます。ただし、どの都市にも具体的な集合場所、時間が設定されておりウェブサイトで誰もが閲覧できるようになっていますのでその他の都市に滞在中の方も影響を受ける可能性が高いと言えます。

群衆の集結地点には警官隊、あるいは州兵等が配備され厳重な警戒を行うことが見込まれます。場合によっては既にロサンゼルスで発生しているように、抗議参加者に対しゴム弾や催涙弾を使用することも想定される他、群衆側が暴徒化し投石や爆竹・花火をなげつける、周辺建物を損壊させるといった暴動に近い状態も否定はできません。アメリカ滞在中の方は最新の現地ニュース、特に地元のニュース確認を怠らず、集会や行進に不用意に近づかないようご注意下さい。

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