2026年6月20日バングラデシュ政府は、アワミ連盟(AL)の創設記念日である23日前後に反政府勢力による不安定化の可能性が高まっているとして、全国的な警戒警報を発出しました。政府は、暴力的抗議や破壊行為が発生する恐れがあると判断し、全国の治安機関に対し警戒強化を指示しています
現在のバングラデシュ政府は長年アワミ連盟と対立してきたバングラデシュ民族主義党(BNP)が中心となっています。今般現政権はダッカを中心に、AL関係者による反政府活動が想定されるとして政府庁舎、主要交差点、与党関連施設、交通要所などで警備を強化し、警察、準軍組織、情報機関が一体となって警戒態勢を敷くと発表しました。都市部では制服警官に加え、私服要員も増員され、必要に応じて追加部隊の即応配置が可能な体制が整えられています。
既にSNS上での扇動や小規模な集会が確認されるなど、緊張が高まっているとされています。ただし、現時点で大規模な衝突や暴力事案は報告されておらず、バングラデシュ国内における外出や移動を直接制限する規制も発表されていません。ただし、首都中心部を含め治安当局が重点警戒区域を設定する可能性があり、ダッカ市内では交通規制や検問が強化される恐れがあります。特に、政府施設周辺や政治集会が行われる可能性のある地域では、突発的な混乱が発生する可能性は否定できません。
現地滞在中の方は、政治関連の集会やデモが行われている場所や群衆の集結地点にはには近づかず、向こう数日間現地情報を普段よりも慎重にご確認下さい。特に6月23日前後は、情勢が急変する可能性があるため、最新情報の入手と慎重な行動をおススメします。



