ボツワナ治安最新情報(2024年9月)/海外安全.jp


0.ボツワナにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ボツワナ日本国大使館   :+267-(0)391-4456

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察 :999

◎救急 :992(有料民間サービス)

◎消防 :998

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

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1.総論

ボツワナに対しては日・英・豪の3ヶ国は必要最低限のリスクレベル設定しかしていません。アメリカのみ、暴力を伴う犯罪発生件数を背景に他国よりも高めのリスクレベルを設定しています。

それでもアフリカ全体及び周辺国と比べると比較的安全に旅行、現地滞在ができる国と評価されていると言えます。

【海外安全.jpのコメント】

ボツワナはアフリカ地域全体を見ても、また隣接する周辺国と比しても各国のリスクレベルは低めに設定されています。全体的な治安がいいこと、また警察が犯罪抑止力を伴っている点が評価されているとの認識です。また、旅行者を標的にした犯罪の発生件数も世界全体で見ればそれほど多いとは言えません。

他方で、ドイツ人、中国人、インド人等現地に住む外国人がしばしば武器を持った侵入強盗によって殺害される事案が発生している点には注意が必要です。

2.日本政府の危険情報

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全土に対し危険情報は設定されていません。

なお、現地大使館が作成・公表している安全の手引き(2024年2月27日更新)にはボツワナが周辺国と比しても安全な国であると記載されていますが、外国人が自宅で殺害される事例がしばしば発生している旨明記されています。

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3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土が「十分警戒してください:Exercise increased caution」に設定されています。

その場で計画、実行できてしまうような窃盗や置き引きのような犯罪が多発していること、またしばしば武器を用いた凶悪犯罪が発生することから他国よりもレベルは高めに設定されていると言えます。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

特段強い注意喚起は設定されていません。

パスポート等身分を証明する書類を携行するようアドバイスされています。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年~2021年10月末までオーストラリア政府は全ての国に対する渡航をやめるよう呼びかけており、すべての外国が「Do not travel : 渡航を止めてください」に指定されていました。その後順次リスクレベルが引き下げられており、現在は新型コロナウイルス感染症の影響はリスクレベル判断の根拠とはなっていません。

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オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

ボツワナには強いリスクレベルは設定されておらず、全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」とされています。テロの発生は稀なものの、住居侵入を伴う強盗には十分注意が必要との記載があります。

6.最近の治安ニュース

ボツワナ首都外国人居住者の強盗殺人事案(2024年3月11日)

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