26日、取材のためブルキナファソ当局の密猟防止パトロールに同行していたスペイン人2名とアイルランド人1名を含む一団が、何者かに襲撃され計4名が誘拐の末殺害されたと報じられています
誘拐された場所は、同国東部にあるナチアボアニ(Natiaboani)近郊とみられており、同所はベナン及びトーゴの国境から約100キロ程度の場所とみられています。当時40名ほどの密猟防止パトロールの一団と同行していましたが、待ち伏せ攻撃が実行された後、外国人を誘拐、殺害したものとみられています。
事件後、アルカイダと関連するとみられるJamaat Nusrat al-Islam wal Muslimeen (JNIM)とみられるグループから犯行声明が発表されています。
隣国ベナンでもブルキナファソ国境に近い2019年5月パンジャリ国立公園で、フランス人2名の誘拐事件が発生しました。周辺地域では武装組織がブルキナファソやニジェール、ベナンの国境を跨いで移動・武力行使を行っている可能性が指摘されています。