2026年6月14日、ネパールのメチナガルで野生のゾウによる死亡事故が発生しました。国境に近い地域で女性がゾウに襲われ、現場で死亡が確認された事案です。テロや犯罪とは脅威の根本要因が異なりますが、インド、ネパールの森林地帯等ではゾウによる被害もしばしば発生している点に注意が必要です
この事故はネパール南東部ジャパ郡メチナガル市で発生しました。現地在住の60代女性が早朝に自宅を出た際、突然現れた野生のゾウに襲われ、踏みつけられて死亡したものです。女性はその場で死亡が確認され、遺体は州立病院に搬送されたとされています。女性を死に至らしめたゾウの頭数や、その後の行方については現時点で明らかになっていません。
ジャパ郡はネパール最南東部に位置し、インド・西ベンガル州やビハール州と国境を接する地域です。国境周辺の森林地帯では、インド側から越境してくる野生ゾウによる農作物被害や人的被害が毎年報告されており、特に雨季前後には象の移動が活発になる傾向があるとされています。今回の事故も、こうした越境行動の一環とみられ、地域住民の間では今後の被害拡大への懸念が高まっています。当局は詳細な原因や経緯の調査を進めるとともに、国境周辺での警戒を強めているとされています。


