パキスタン首都郊外検問所襲撃事案

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2020年5月26日現地深夜、パキスタンの首都イスラマバードから幹線道路沿いに約5キロほど離れたタルノルで警察の設置した検問所を武装グループが襲撃し、警官2名が死亡しました。死亡した警官の死因は銃撃であり、明らかに警察官を標的とした攻撃と言えます。実行犯らは現場から逃走しており、現在も現地警察が事件の背景を捜査しています。

 

現在パキスタンを含むイスラム教を中心とした国では神聖なラマダン(イスラム教カレンダーで第9番目の月)が終わり、イードと呼ばれる大型連休の最中です。ラマダン及びイード期間中は宗教心の高まりに基づくテロや襲撃等が増加する傾向にあり、引き続き宗教施設や治安当局、行政府、外国人の多い目立つ施設等は避けて行動することをおススメします。

 

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