タイ最南部での検問所襲撃事案

この記事のURLをコピーする

2026年7月22日タイ最南部南部のナラティワート県の検問所に対し、武装集団が襲撃を実行しました。兵士5名に加え、付近にいた民間人6名も死亡しています。タイ当局は周辺の警備を増強し、「テロ」対策を徹底する方針です

 

タイ軍の発表によると、事件は22日夕方にナラティワート県ラングエ郡の検問所で発生しました。黒い服を着た10人前後の武装集団がピックアップトラックとバイクで接近し、銃撃とパイプ爆弾を用いて攻撃したとされています。攻撃は数分間続き、現場では5名のレンジャー部隊員が死亡し、6名の民間人が負傷しました。犯行声明は出ておらず、軍は武装勢力による計画的襲撃とみて捜査を進めています。攻撃に使われたとみられる車両は約21キロ離れた地区で焼却された状態で発見されました。事件前日には同県の旧警察署前で車爆弾が爆発し、警察官1名が負傷しており、当局は一連の事件の関連性を調べています。

 

タイ政府は今回の襲撃をテロ行為と非難し、治安部隊を増強して周辺地域の警戒を強めています。南部国境地域では長年にわたり分離独立を掲げる武装勢力による攻撃が続いており、和平協議の再開が予定される中で治安不安が再び高まっています。現地では交通規制が敷かれ、一部地域で夜間外出の自粛が呼びかけられています。

ナラティワート、ヤラー、パッタニーの南部三県では武力攻撃が散発しているため、現地に滞在している方や渡航予定のある方は、検問所周辺や人の集まる場所への立ち入りは避けることをおススメします。

海外安全メールマガジン登録