ブラジル首都連邦議会等襲撃事案

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2022年1月8日ブラジル首都ブラジリア市内の連邦議会議事堂、大統領府、最高裁判所への襲撃が発生しました。襲撃に参加したとされる人数は4000~5000人、約1500人が治安当局によって逮捕されたと報じられています。

 

襲撃された施設は国内でも最高レベルの警備体制が敷かれるべき「ハードターゲット」でしたが、襲撃者は施設内に侵入家具や絵画を破壊している様子が確認されています。

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暴徒化した抗議者らを鎮圧する治安当局(France24のウェブサイトよりキャプチャ)

本件は昨年10月の大統領選挙で敗退したボルソナーロ前大統領支持者によるものです。本年1月1日から着任したルラ大統領が正当な大統領ではないと主張するグループは選挙結果発表から2か月以上経過した今もボルソナーロ氏の敗北を認めず、実力行使に訴えたものと想定されます。ただし、ボルソナーロ氏は「略奪や公共の建物への侵入は法律から逸脱している」として襲撃を実行したグループを非難する投稿を行ています。

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