イギリス南部ポーツマス移民反対グループと警官隊の衝突

この記事のURLをコピーする

2026年9月7日イギリス南部ポーツマスで、移民の到着に反対する大規模なデモが発生し、警察と衝突しました。市内では道路封鎖が長時間続き、治安当局が対応に当たりました。混乱は深夜まで継続し、英国内では移民の受け入れを巡る議論が再燃しています。

 

本件はフランスからドーバー海峡を渡って約140名の亡命希望者が乗った小舟がポーツマス沖に到着したことが発端です。船に乗っていた人々が沖合でイギリスの政府当局により救助され、上陸したという情報を受け、移民に反対する数百名の極右系デモ参加者が集まったものです。

 

デモ隊は一時的に道路を封鎖し、移民を移送する治安当局の車両の進行を妨害しました。抗議に参加していた人々の一部は黒い服装や覆面を着用し、警察車両の窓ガラスを破壊するなど暴力行為に及びました。混乱が継続・拡大したことを受け午前3時頃警察がデモ隊と衝突し一部参加者を逮捕したことで事態は一旦収束しています。他方で、移民や難民希望者の受け入れを巡る議論はイギリス国内で再燃しており、今後ポーツマスに限らず全土で極右的主張を掲げるグループ、あるいは人道的見地から受け入れを主張するグループ等の集会や行進などが継続する可能性も否定はできません。

【参考情報】イギリス北部ベルファスト市での反移民デモ暴徒化(2026年6月9日)

ポーツマス周辺を含むイギリス滞在中の方、またこれからイギリスに渡航を計画されている方は、不測の事態に巻き込まれないよう、群衆の集結地点には近づかないといった安全確保策を徹底するようおススメします。

海外安全メールマガジン登録