ロシア首都連日のドローン攻撃

この記事のURLをコピーする

2023年8月23日ロシア首都モスクワ市内に攻撃用の無人機(ドローン)が飛来し、中心部の建物に被害が発生しました。本事案によりモスクワの空港が一時停止されました。同市へのドローン攻撃は6日連続実施されており、特に早朝に発生しています

 

ロシア国防省等の発表によると、23日未明モスクワに3機のドローンが飛来しました。内1機が市内中心部モスクワシティ地域に接近し、建設中の建物に物損被害が発生しました。本事案による人的な被害はなかった模様です。残る2機はモスクワ市内中心部から20キロ及び140キロの地点で防空システムにより破壊されたと発表されています。

本事案を含め、モスクワではここ6日間連続してドローンが飛来しており、建物の損壊や小規模な火災が発生しています。また、防空システムによって破壊されたドローンが墜落した際に建物が住宅地の窓ガラスが割れるといった被害が報告されています。過去のドローン飛来は深夜から早朝にかけての時間帯に多く飛来しています。ロシア国内の日本国大使館・総領事館からは同時間帯に事務所や商業施設等に留まることがないよう注意を呼び掛けています。

【参考ニュース】ロシア首都中心部ビルへのドローン攻撃

海外安全メールマガジン登録