インド/パキスタン進出企業に激震が走った一週間を振り返る
5月2日時点での弊社アドバイスと顧客の動き
【参考コラム】大型連休中の海外渡航者リストを紙で持つだけで安全対策はレベルアップできる
5月7日朝一番での弊社アドバイスと顧客の動き
なお、インド・パキスタンに駐在者/出張者がおられない企業・団体・学校法人からはリクエストがあったお客様にのみ共有しており、この点でも無関係なお客様に必要以上の情報を提供することは避けています。ただし、今回は日本語メディアでも大きく報じられたこともあり、念のため情報が欲しい、といったお声もありましたので、その場合には毎月の情報提供契約の一環として追加費用なしで情報を提供させていただいております。
停戦合意直後の弊社アドバイスと顧客の動き
5月10日日本時間の夕方、インドとパキスタンの停戦合意に関する情報がトランプ米大統領のSNSを皮切りに流れてくるようになりました。弊社として、フェイクニュースや信ぴょう性の確認できていない情報をお客様にお渡しするわけにはいきませんのでまずは信ぴょう性の確認に動きました。空爆が行われた、ミサイルが発射されたといった「今まさに被害が出ている」状況の場合には安全確保が最優先ですので結果的にフェイクニュースやデマだったとしても念のための安全確保策を優先させた方がいいケースもあります。他方で、状況がよくなっているというニュースの場合は安易に各種報道やSNSを鵜呑みにするのではなく、信ぴょう性を確認するのが弊社の流儀。
結果的にインドおよび欧州の情報源からの連絡や意見交換を踏まえ、10日夜のうちに今後の見通しをとりまとめ11日朝にお客様に停戦合意が成立したことを中心に追加の情報を提供いたしました。この際も、今後の展開がどうなるか、5月2日時点のシナリオを起点として現在地がどこなのか、また今後どのように両国関係が変化していきそうかを解説し、お客様のインド・パキスタン派遣人材の実態を踏まえながら一社一社個別の助言を提供しています。
ここから先は現在進行形の印パ外交戦に関係しますので一般公開であるホームページではご説明できません。もし、上記のような情報提供や海外事業展開先の関係者保護に資する迅速な助言が必要な方、ご関心をお持ちの方は弊社お問合せページから照会下さい。
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