アルゼンチン国内各地での山火事延焼

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2025年1月中旬以降、アルゼンチン国内で山火事被害が相次いでいます。特に北東部コリエンテス州で被害が大きいとの情報がありますが、観光客にも人気の西側パタゴニア地方でも被害が広がっています。現地最新情報に従い安全確保を怠らないようおススメします。

 

本年1月、2月に大規模な山火事が確認されているのは中央部から南部にかけてのネウケン州、リオ・ネグロ州、チュブ州の三州、及び北東部コリエンテス州です。これまでに25万ヘクタール以上の山林が焼失したと報道されています。現地消防当局が消火の努力を続けているものの、鎮圧には至っていません。

2月4日にはコリエンテス州で農家の男性が畑に燃え移った火を自分で消火しようとして負ったやけどが原因で死亡するなど、死傷者も出ています。また、当面高温と乾燥が続くことが想定されており、そう簡単に事態が収束しない可能性が指摘されています。滞在中の方、観光を予定されている方は現地ニュースや現地関係者からの情報収集を怠らず、また火災が迫ってきた場合には安全を最優先に避難するなどご自身の身を守るよう強く推奨します。

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