ラトビア治安最新情報(2024年9月)/海外安全.jp


0.ラトビアにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ラトビア日本国大使館 :+371-(0)6781-2001/2002

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎緊急電話:112

◎警察  :02(固定電話から)、110(携帯電話から)

◎救急  :03(固定電話から)、113(携帯電話から)

◎消防  :01(固定電話からのみ)

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

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1.総論

ラトビアに対しては、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
日本政府外務省も、他の欧州諸国と比較しても犯罪発生率は低いと明記しています。ただし、一般犯罪の発生率が日本と比べればかなり高い点にご注意ください。また、日本よりも相対的に犯罪発生件数の多い英語圏各国のトラベルアドバイス上は注意喚起はなく、唯一、日本政府外務省のホームページに詳細な注意喚起が掲載されています。
なお、オーストラリア政府のみ、ロシアとウクライナの軍事衝突に関連してベラルーシとの国境付近のリスクレベルを高めています。

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、ラトビアへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロに分類できる事件も完全に否定できるものではありませんが、大規模なテロの標的としてあえてラトビアを狙う理由は見当たりません。オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

2.日本政府の危険情報

全土に対し、特段の注意喚起はありません。

他の欧州諸国と比較しても犯罪発生率は低めであり、かつ年々犯罪件数は減少傾向であると記載されています。ただし、気が緩むとスリや窃盗等の被害に遭うため、特に夏の観光シーズンは常に身の回りに注意するよう呼びかけられています。

日本人の過去の犯罪被害は主として首都のリガ中央駅付近、リガ旧市街での報告が多いとされています。

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3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー


全土

特段の注意喚起はありません。
全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」の対象です。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

特段の注意喚起はありません。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年~2021年10月末までオーストラリア政府は全ての国に対する渡航をやめるよう呼びかけており、すべての外国が「Do not travel : 渡航を止めてください」に指定されていました。
2021年11月1日付でラトビアの大部分のリスクレベルが下げられた後、2022年6月30日付でほぼ全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」に引き下げられています。
他方で、ベラルーシとの国境付近についてのみ、ロシア/ウクライナ間の軍事衝突の余波を踏まえ「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」が設定されています。
最新のリスクマップは以下の通りです。
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