2021年8月3日、アフガニスタン首都カブール市内中心部で爆発及び銃撃戦が発生しました。
国防大臣の自宅が標的となった模様ですが、大臣自身は無事であると発表されています。少なくとも10名が負傷し、病院に運ばれたと報じられています。なお、事件翌日、タリバンが犯行声明を発表し、国防大臣の自宅を狙った作戦であったと発表しています。
事件直後、アフガニスタン軍を支持する住民らが「神は偉大なり」と叫びながら市街地を行進するという事態も発生しています。
باشندهگان کابل با سردادن شعار الله اکبر در بخشهای گونه گون شهر پشتیبانی شان را از نیروهای امنیتی افغان اعلام کردند. pic.twitter.com/Au4mv6Qh2o
— TOLOnews (@TOLOnews) August 3, 2021
米軍を中心とした外国軍がアフガニスタンから撤退していることもあり、直近同国では旧政権の礎となっていた武装勢力タリバンの支配地域が拡大しています。現時点で、国土の約半分はタリバンの支配下にあるとの指摘があり、首都カブールのみならず国内各地の主要都市・州都周辺でのタリバンの攻勢も目立ちます。これに伴い、一般人にも死傷者が多数発生しています。
