2026年8月12日クウェート国内の治安維持を担当する同国内務省は「国内の重要施設を狙ったISIS系組織のテロ計画を未然に摘発した」旨発表しました。具体的な標的施設は明らかになっていませんが、クウェート国籍で爆発物取り扱いやドローン操作訓練を受けていた人物が逮捕されています。
クウェート内務省の公式発表によれば、国家保安局(State Security Service)が監視活動を通じて、重要施設への攻撃を企図したテロ計画を事前に把握し、クウェート国籍の容疑者を拘束しました。容疑者は、過激派組織「ダーイシュ(ISIS)」に関連するとされ、爆発物の扱いやドローン製造に関する訓練を受けていたと発表されています。捜査では、容疑者が攻撃に使用する目的でドローンを製造していたことが確認されましたが、標的となった施設名や位置は公表されていません。
クウェート政府は容疑者に対して法的手続きを開始したと説明しています。クウェートではイランを巡る湾岸紛争の中で繰り返しミサイルやドローンによる攻撃に見舞われています。また、2010年代にはシリアやイラクで「領土」を有していたISISに複数のクウェート人が参加した経緯もあります。こうした文脈の中で既に重要インフラや政府施設に対する攻撃も警戒が強化されており、今回の事案はその一環として当局が予防的に対応したものとみられています

