パキスタン北西部バス爆発事案

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2021年7月14日パキスタン北西部ハイバルパフトゥンハ州のアッパーコヒスタン地方で中国人エンジニアらが乗ったバスが爆発し、谷に落ちて12名が死亡、少なくとも36人が負傷しました。

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爆発後川に転落したバス(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

 

 

パキスタン側は、爆発は機械の不具合による燃料が漏れが原因だとし、テロ攻撃ではないとみています。他方中国側は、爆発はテロ事件であると主張し、パキスタン側に徹底的な調査と犯人の厳罰を求めています。

現在時点で爆発の原因はわかっておらず調査中です。犯行声明なども発表されていません。

 

今年4月22日パキスタン北西部クエッタのホテルの駐車場で爆発があり、当時宿泊していた在パキスタン中国大使が標的であった可能性も考えられなくはありません。反政府武装勢力は、中国の「一帯一路」のインフラ整備をパキスタンへの侵入だと非難しており、中国人や関連施設を標的に襲撃を繰り返しています。

 

 

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