2024年12月11日、アフガニスタン首都カブール市内中心部、難民問題担当官庁の建物内で自爆テロが発生し、担当大臣を含む複数名が死亡しました。本件について、翌12日、同国で権力を握るタリバン勢力と対立するISISが犯行声明を発表しています。暫定政権とはいえ、警備が厳しい官庁の建物に入られての自爆テロが発生しており、アフガニスタンの治安安定には時間がかかると見通しです。
2024年12月9日アメリカ西部カリフォルニア州マリブ近郊で発生した山火事により避難命令が発令されました。幹線道路の封鎖や交通規制も行われています。乾燥した大気と強風により、火事の延焼が深刻化することが予報されており、滞在中の方は現地最新情報に十分ご注意下さい。
2024年12月6日オーストラリア南部ビクトリア州の州都メルボルン市内でユダヤ教の礼拝所への放火事案がありました。けが人はいませんが礼拝堂の内部は焼失しています。本件に関連し、テロの容疑で3人が逮捕されており、取り調べが行われています。
2024年12月7日オランダの事実上の首都ハーグ市内で住宅が爆発、炎上し少なくとも5名が死亡しています。20名前後が行方不明になっているとのことで死者数が増加する可能性が懸念されます。本件は犯罪組織同士の抗争に関係があるとの情報がありますが爆発の原因は不明です
2024 年12月4日~ジャマイカ政府は首都キングストンの西側及びセントアンドリュース県の南部に治安対策のための非常事態宣言を発令しました。直近活動が活発化している犯罪組織による暴力を抑制するための措置であり、治安当局による強制捜査、逮捕が行いやすくなっています
2024年12月4日メキシコ首都市内グラナダ地区のMiyanaショッピングモール内飲食店で銃撃が発生し、少なくとも1名が死亡しました。ヘルメットをかぶった犯人2名が被害者の至近距離まで近づいたうえで発砲したとの目撃証言があります。犯人は現在も逃走中とのことです。
2024年12月1日エクアドル南部エルオロ県内で、銃乱射事案が発生し少なくとも10人が死亡しました。また、銃撃現場付近でカバンに隠されたバラバラの遺体も確認されたとの警察発表がなされています。エルオロ県は現在同国の非常事態宣言の対象であり、外出禁止や軍の配置などの措置が講じられていますが、必ずしも治安は回復していない現況がうかがえます。
2024年11月30日付でイスラエル政府は東南アジアに滞在するイスラエル国民に対し、イスラエル国民を標的としたテロや襲撃等がありえるとして政府のHPで警戒情報を発しました。現時点で具体的なテロ計画があるとは見ていないようですが、現下の世界情勢からイスラエル・ユダヤ教への攻撃は排除できません。
2024年12月1日ギニア南東部、ヌゼレコーレ市のスタジアムでサッカーの試合が行われている際、サポーターを絡めた衝突や将棋倒しにより100名以上が死亡しました。地元警察当局は更なる混乱が発生しないよう、警戒を強めています。
2024年11月29日、コソボ国内2か所の発電所への水路が爆破される事案が発生しました。本件爆発の背景は現時点で不明ですが、コソボ政府はセルビアの国家的な関与を疑っていること、事件に関連し事件以降8名の「テロリスト」を逮捕したと発表しました。合わせて武器弾薬を押収した旨も公表しており、同国内に爆発物等を隠し持ったグループが存在することが示された事案です