2023年12月18日現地未明、ギニア首都コナクリ州の港湾部カルーム地区で燃料貯蔵所が爆発する事案が発生しました。爆発の原因は現時点で不明です。爆発は、港に近いカルームの行政・ビジネス地区で発生したとのことです。作業員ら十数名が負傷しており、現場付近への接近は推奨しません
報道によると、爆発により大規模な火災が発生しており、近くの住宅地に延焼しているとのこと。これまでに少なくとも数十人が負傷しているとのことです。港周辺は警察によって完全に封鎖されており、現在も消火活動が行われています。火元付近に接近できないため爆発の原因は現時点で不明です。
大勢の住民の方が都心から郊外に避難しているとのことです。現地滞在中の方も、周辺には近づかず、現地警察・消防の指示に従うことをおススメします。
追記
12月19日午後までに判明した本件被害は死者14名、負傷者約200名、港湾地区の18の石油貯蔵タンクのうち13が損壊したとのこと。ギニア政府危機管理当局によれば、燃料貯蔵タンクの地区での火災は鎮火し、現在周辺家屋等の被害状況を確認しながら二次被害等のコントロールをしているとのこと。引き続き爆発・火災現場への接近は禁じられています。
また、当面ガソリン等石油製品の供給が著しく制限されることから、停電発生の可能性が発表されていると共に、一般人の外出を極力控えるよう呼び掛けられています。