ミャンマー東部民兵らによる軍拠点占拠

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2024年4月11日ミャンマー南東部タイとの国境付近に位置するミャワディで軍の拠点を反軍事政権民兵らが占拠しました。近隣で数日間続いた激しい戦闘の末、直近一週間で軍の兵士ら約700名が民兵側に投降しています。

 

ミャンマーは2021年2月以降、軍事政権が全土を支配していますが、特に地方部で民主化を求める勢力が激しく抵抗しています。現在ミャワディ周辺では武装勢力が勢いを増しており、直近一週間ほどはミャワディ郊外に位置する軍の前線基地等が順次反政府武装勢力によって占拠される事案が続いていました。

ミャワディ周辺の人口は約20万人程度と見込まれており、川を挟んで対岸に位置するタイとの物流の要衝でした。激しい戦闘に伴い、戦闘行為に参加していない一般市民らは国境を越え、タイ側にも避難しているとされています。タイは現状国境を開いており、避難民を受け入れているもののミャンマー軍による空爆がタイ領内で行われた場合には反撃も辞さないとしており状況が急変する可能性も否定はできません。

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