2025年4月9、10日にかけアルゼンチン最大の労働組合連合(CGT)が36時間のゼネラルストライキを呼び掛けています。公共交通機関や航空便、小売り店舗や物流機能が著しく低下する可能性が指摘されています。飲食料品、生活必需品の事前購入が推奨されます。
ストライキの呼びかけは現地9日の正午から10日深夜までとなっています。既に公共交通機関、運送業、公務員、銀行、教育機関関係者の労働組合がCGT連合の呼びかけに応じてストライキの実施を決定しています。特に日本人を含む外国人への影響が大きいと思われるのは公共交通機関及び運送業のストライキです。鉄道、地下鉄、タクシー、航空業界の労働者がストライキを行う予定であり、通常通りの移動は困難です。また、運送業のストライキに伴い、スーパーマーケットや各種商店に商品が届かず、飲食料品や日用品が品薄になる可能性も否定はできません。
滞在中の方は現地最新情報に注意し、必要な物資は早めに確保しておくようおススメします。
なお、9日夕方には失業者や退職者、左派政治団体による抗議活動も呼びかけられています。過去に類似の抗議活動参加者が一部暴徒化した事例もあるため、群衆に不用意に近づかないようお気を付けください。