2026年6月25日ケニアの首都ナイロビ中心部で発生したデモ参加者が少なくとも355人が逮捕されました。2年前に多数が死傷した反政府抗議デモの遺族を中心とした抗議活動に対し、治安当局が解散を求め多数の逮捕が発生したものです。首都市内で一時的に混乱が生じており、当面混乱が断続的に繰り返される可能性も指摘されています
今回の事案は、2024年6月に政府による税制改正への反発から発生した抗議デモで60人以上が死亡した事件から2年を迎え、市民や遺族が議会周辺で追悼と抗議の集会を行ったことを背景に発生しました。2024年当時は議会が一時占拠され、治安部隊が発砲したことで多数の死者が出ており、政府の責任追及や補償の遅れが現在も大きな社会的争点となっています。
6月25日には議会周辺に多数の警察官が配置され、催涙ガスの使用や道路封鎖が行われました。警察は「治安維持のため」全国で355人を拘束したと発表しています。拘束者には追悼行進に参加した市民や若者層が含まれ、交通にも一時的な影響が出ました。一方、遺族や市民団体は、補償の不透明さや治安当局の過剰対応を批判し、平和的な追悼の権利が侵害されたと訴えています。
ナイロビ中心部では、抗議活動が突発的に発生する可能性があり、治安部隊の展開により交通規制が強化される場合があります。現地滞在中の方は、抗議活動が行われる可能性のある議会周辺や主要道路への接近を避け、現地報道等を随時確認し、安全確保を最優先に行動してください。


