2026年8月18日フィリピンのサンボアンガ市で学校内での銃撃事件が発生しました。生徒2人が死亡し、複数人が負傷しています。犯人は同校の生徒であり、事件の様子をライブ配信していまたとされています。犯人は犯行後に自殺しており、当局はこれ以上の危険はないとしています。
本発砲事案はフィリピン南部ミンダナオ島の西端、サンボアンガ市内のアテネオ・デ・サンボアンガ大学に附属する中学・高校の校舎で発生しました。大勢の生徒が登校し、授業を受けていた午前8時半頃、在校生の男子生徒が自ら持ち込んだ銃を教室内で発砲しました。犯人の生徒は移動しながら複数回発砲し別のクラスの生徒1人が被弾して死亡しています。犯人はボディカメラを装着し、犯行の様子をSNS上でライブ配信していたと報じられており、当該アカウントはその後閉鎖されました。
なお、犯人はその後自らを銃撃して自殺したとみられており、同校生徒の死亡は犯人を含めて2名とカウントされています。
事件を受け、大学側は生徒数百人を安全な場所に避難させ、警察や軍関係者が現場周辺を警備しています。サンボアンガ大学は事件翌日の8月19日を追悼と祈りの日とし、大学・高校・中学の全学年で休講を発表したほか、フィリピン教育省は影響を受けた生徒・教職員への心理的支援を行うとしています。
今回の事件は、6月にレイテ島タクロバン市の公立高校で発生し、生徒2人が2人の同級生に発砲され少なくとも3人が死亡、約20人が負傷した事件に続くものとなります。フィリピンでは日本に比べてはるかに多くの銃器が流通しています。学校での銃撃事件の頻度はアメリカよりは相対的に少ないものの、繁華街や路上でも銃を用いた犯罪は多く発生しており、中には日本人が銃のようなものを見せられて強盗被害にあう事例も報告されています。

