スーダン各地での反政府抗議活動

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スーダンではバシル大統領率いる政府への不満の高まりを背景に、昨年12月中旬から反政府抗議活動が継続しています。

首都ハルツームではここ数週間、連日住民による抗議活動が行われており治安当局の鎮圧作戦も激しくなっています。先週末には抗議グループが軍本部前に押しかけ

 

「大統領ではなく、民衆の見方をせよ」

 

クーデターを呼びかける事態にもなっています。

4月5日~7日にかけて一部デモ参加者と治安当局が衝突し、治安部隊が催涙弾を使用するなどしたため少なくとも5名が死亡したと報じられています。

 

催涙ガスから逃げるデモ参加者ら(BBCのHPより)

 

 

現時点では混乱の終息は見えておらず、継続的にデモが発生することが想定されます。外国人に対する直接的な脅威ではありませんが、混乱が拡大した場合には、国内移動が難しくなる、飲食料品の調達が困難になるなど生活への影響も生じますので引き続き最新情報に注意が必要です

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