バングラデシュ野党党首への実刑判決に伴う抗議運動

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本日バングラデシュの特別法廷は汚職の罪で起訴されていた元首相で野党BNPの党首カレダ・ジア被告に7年の実刑判決と100万タカ(約130万円)の罰金刑を言い渡しました。

これまでBNPやジア被告はこの裁判そのものが現与党および現首相(ハシナ氏)による政治的な報復であると訴えてきていましたが、本日実刑判決が下った経緯があります。

 

現在ジア被告本人は病気療養のため入院中であり、判決後の本人コメントは得られていない模様です。ただし、野党BNPは明日30日以降全国的な抗議運動を行う旨発表しています。

首都ダッカを含む主要都市でBNPの抗議運動が暴徒化した場合やBNP支持者と与党支持者、治安当局の間での衝突が発生する可能性も否定できません。在バングラデシュ日本大使館も滞在中の日本人に「不要不急の外出を控えるなど、今まで以上の警戒をお願い致します。」と注意喚起しています。

 

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