タイ首都市内レストラン内での大規模火災

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2026年7月12日タイの首都バンコク市内北部のレストランで大規模な火災が発生しました。多くの利用客が巻き込まれ少なくとも27名が死亡し、60名以上が負傷する大惨事となりました。放火や襲撃等によるものではなく、失火とみられていますが日本人が巻き込まれていてもおかしくはない事案だったと言えます。

 

本火災は現地12日深夜バンコク北部のビアホールで発生し、火災の発生直後に店内が停電するとともに煙が急速に充満したとの証言があります。報道されている現場の映像や画像からは、正面入口から大きな炎が噴き出し、多くの来店客が出口を探しながら避難する様子が確認されています。犠牲者の多くは店の奥のトイレ付近で見つかり、煙による視界不良と非常口の障害物が避難を困難にした可能性があります。当局は原因を調査中ですが、飲食店内で音楽を演奏しているところに火災に遭遇し、脱出した演奏者の証言からはステージ付近のブレーカーやエアコンの電気系統のショートが示唆されています。

 

火災発生直後に駆け付けた現地消防は約30分で火勢を抑えましたが、建物内部は激しく損壊し、身元確認が難航しています。現在も周辺は通行規制が敷かれており、現場検証が続いています。バンコク市内、特に北部に滞在中の方は、火災現場周辺への立ち入りを避け、交通規制や捜査状況に関する現地当局の発表を随時確認することをおススメします。

 

今回の店舗に限らず、タイを含む海外では建物の中に消火器が設置されていない、火災時の避難経路が確保されていない建物が多くみられます。初めて訪れる場所に行った際には、万一に備えて避難経路を確認しておくことも推奨されます。また海外拠点をお持ちの企業・団体におかれては、この機会に自社の拠点で避難経路が確保されているか確認されることをおススメします。

【参考コラム】海外事業拠点、火事への備えはできている? 

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