コロナ禍を経て、一時はかなり減った日本人の海外駐在もここにきて回復傾向にあるようです。他方世界情勢は複雑さを増しているほか、経済状況の悪化等の影響もあり、日本人駐在員の強盗被害や空き巣被害の報告も増えてきているのが実態です。こうした状況下、業務命令に基づいて駐在員に海外での生活を命じている企業・団体・組織は駐在者の安全が確保できる住居やホテルを用意することは安全配慮義務の最優先事項の一つです。ただ、日本企業の危機管理担当者にとってどのような基準で住居やホテルを選定すればよいのかは定まってないことが多い印象です。駐在者本人の好みであったり、前任者から何代も同じ場所を活用していたり、なんとなく日本人が多い地域で決めている、といった決め方をされている方も多いのではないでしょうか?
米国大統領選挙は結果的にトランプ氏の圧勝で終了しました。日本国内で主流だった予想とは少し違った結果に終わりました。海外安全管理本部では早くからトランプ氏の再選をメインシナリオに据えていましたが、的中するということ以上に複数のシナリオ設定を行い、危機を未然に防ぐことが重要出ると説明してきました。一般の皆様にもシナリオ分析精度を高める意義とやり方をご説明します。
海外に滞在する日本人が多かった時期は世界のどこかで3日に1回のペースで日本人が交通事故被害に遭っていました。日本とは交通事情が違う海外で、事故に遭わないための工夫、万が一事故に巻き込まれた際の対応について簡単にまとめました。
一般的な情報収集とスパイの疑いをかけられやすい行動には一定の溝があります。効率的に事業に役立つ情報収集を行いつつ、リスクの高い行動を避けるために、「スパイ扱いされにくい情報収集術」のエッセンスを一時間でお伝えする講座をご用意いたしました。今すぐ役立てていただける「情報収集フォーム」のサンプルもご提示いたしますので、海外事業を管理監督される方、海外に関係者を派遣する担当者皆様はぜひご参加下さい。
日本全体で2兆円近く投入しているサイバーセキュリティですらマイナーリーグレベルなのだとしたら…。あれも、これも、外部の人間のオフィスエリアへの侵入対策を含むフィジカルセキュリティの分野は草野球レベルと言っても過言ではないように思います。
組織を守る出発地点として、まず自分たちが何ができていないのか?自分たちの対策レベルがどの程度なのか、を明確にすることが必要です
以下の通り、当サイト代表の尾崎による無料セミナーを開催します。 主要国での選挙が続く「選挙イヤー」だった2024年もあっという間に10月を迎えました。今年行われた多数の選挙の中でも世界情勢への影響が大きいア […]
インターネット、特にSNSが発達するにつれ、デマやフェイクニュースと呼ばれる情報の拡散も問題になっています。海外で従業員・関係者の命や自社の資産をしっかり守るための基本は事実関係を確認しながら正確な情報を把握すること、そして企業の機密情報が漏れないような基本動作を徹底することです。無料で来場可能な日本最大級の危機管理見本市でのセミナーにどうぞご参集下さい。
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