国際的なシンクタンクが例年発表しているグローバルテロリズムインデックスの2024年版が公表されました。内容をざっとご説明し、当サイトの現時点での解釈、および本年以降日本人が特に治安に注意すべきと考える国をご紹介しています。
カテゴリー: 実務担当者向け教科書
「海外事業拠点の安全対策をしっかり頼む」「出張者にも危機意識を伝えてほしい」「緊急時の退避支援は万全か?」などなど安全管理の実務担当者には多種多様の依頼があります。
他方で、安全管理について相談できる方は会社・団体の内外にそんなにいません。何をどうやればいいのか…とお悩みの方にまずお読みいただきたい実務解説記事です
危機管理の基本は情報収集、これは間違いありません。ただ、情報収集が得意な人でも陥ってしまう過ち/落とし穴はたくさんあります。今回は特に行動経済学という分野でよく指摘されている代表的な過ちを踏まえて危機管理上の落とし穴を解説します
ブラジルで盗まれたバイクを取り戻そうとしたプロの総合格闘家が遺体となって発見されました。格闘や武道の達人級ですら武器を使用し、人数制限もない犯罪者集団相手では命を落とす結果にもなりえます。一般の日本人が強盗から金品を取り返そうとするのがいかに無謀なことかを再確認し、いざという時の心構えをご説明します。
開発途上国で選挙が行われる際にどんな脅威要因があるのか、またどのタイミングで脅威が高まってくるのかをご説明します。さらに、脅威の高まりに合わせて日本人や日本企業・団体が講じるべき安全対策の代表的事例も提示しました。
開発途上国での選挙は日本と違い、時として暴力的な事案を伴うことがあります。不慣れな海外で立候補者や政治集会狙いのテロ・襲撃に巻き込まれないために、知っておきたい選挙の実情とリスク分析・対策手法をご説明します
「無意識に日本人がやってしまっている行為が実は犯罪被害を引き寄せている」ケースは思っている以上に世界各地で起こっているのです。このため、邦人保護業務(外国で日本人を守る任務)を担当する日本政府外務省ではさまざまな方法で海外に渡航される方向けに安全対策に役立つ情報を発信しています。
テロや重大犯罪がいつどこで起こるか正確に把握することは困難です。ただし、「起こりやすい」場所や時間はある程度想像できるのです。不用意に「万が一」の事態に遭わないためにリスクが高い時間を把握するツール「リスクカレンダー」の2024年版をご紹介します。
危機管理の担当者は毎日山あり、谷あり、一息つく間もなく対応を求められます。時差のある海外の緊急対応は日本の夜中。海外での危機管理担当は24時間気が休まる時がありません。が、危機管理担当と言えども気を抜く瞬間が必要です
当サイトではリフレッシュするなら木曜日を推奨しており、その背景をこの記事で解説します
金融業界で一般的な「ストレステスト」を海外の安全対策にも導入してみてはいかがでしょうか?
緊急事態が起こった際、マニュアル通りに対応が進められることは稀です。過去に発生していない、誰も経験したことのない「ストレス」要因を念頭にシミュレーションすることで皆さんのリスク管理はさらに一歩強靭なものになります
移動ルートを複数用意することで待ち伏せ襲撃/強盗の標的になりづらくなります。ただ、自宅や職場等ほぼ毎日訪れる場所というものは存在します。そういった場所で待ち伏せされないようにする工夫は移動時間の調節。時間と場所両方を工夫すれば海外での移動がより安全に行えるようになります