2026年10月1日フランス国内各地で学生らによる抗議運動が全国的に拡大しました。放火や衝突に伴い、30校以上の学校が封鎖されるなど、影響が広がっています。生徒らは教員不足、過密学級、教室の室温上昇に対する無策などの改善を求めています。群衆の集結地点には近づかないようおススメします。
主要都市を中心に学校及びその周辺で抗議活動が暴力を伴う事例が多数発生しました。ストラスブールでは生徒が交通やトラムを封鎖し、ゴミ箱への放火が確認されました。パリ北郊サン=ドニでは若者と警察が衝突し、迫撃花火や催涙ガスが使用されました。ナントではゴミ箱火災が校舎に延焼したとの報告があります。一連のデモ等により影響を受けた学校は356校に上る旨フランス政府内務省が発表しており、報道によれば625名の学生が拘束されています。また、学生や教職員119名が負傷、80名以上の警官が負傷していると報じられています。
学生らの不満が高まり、直接的な行動に出ていることが一連の暴力の背景となっています。いずれも社会システム、教育制度、また気候変動等による一国で対処できない問題に端を発しており完全な解決は容易ではありません。当面の間断続的に混乱や衝突が続く可能性も想定し、フランス滞在中の方、また旅行等を含め現地滞在予定の方は群衆に近づかない、必要に応じて外出を控えるといった安全対策をおススメします。


