ドイツハンブルグ空港での人質事案

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2023年11月4、5日にかけてドイツ北部ハンブルグ空港で武器を持った男が娘を人質に取って滑走路上に籠城する事案が発生しました。同空港は現在離発着ができ兄状況であり、空港全体が封鎖されています。家庭内の親権問題が背景にあるとのこと

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トルコ航空の機体横に止められた黒い車両に犯人が立てこもっている(フランス24のウェブサイトからキャプチャ)

事件は現地4日夜、空港制限エリアに車両で突入し、2発発砲した他、火炎瓶等を滑走路に投擲したとのこと。犯人はトルコ語をしゃべっているとの情報がある他、犯人が運転する車はトルコ航空の機体の下に止められています。

現在警察等が空港に集結し、犯人の説得にあたっています。犯人とはコミュニケーションが取れており、治安当局と交渉が継続している旨、政府当局が発表しています。

 

周辺滞在中の方は事件解決まで、安全のため空港に近寄らないようご注意下さい。またハンブルグ空港への離発着を予定していた方は最新のスケジュールを航空会社や旅行代理店等にご確認されることをおススメします。

 

追記

本事案は現地5日の昼過ぎに犯人が投降し、事案としては集結しています。逮捕される際に、特段犯人は抵抗せず、治安当局の指示に従って身柄を拘束されています。犯人はトルコ人であり、家庭内でのトラブルからこれまでも複数回自身の娘を誘拐したとして起訴されていることが判明しています。

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