イタリア首都感染症対策に対する抗議活動

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2021年10月9日イタリアの首都ローマ市内で、15日よりすべての労働者にワクチン接種や陰性の検査結果を証明するグリーンパス携帯を義務化されたことに対して抗議活動が発生しました。

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治安当局による催涙弾の中抗議を続けるデモ参加者(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

極右活動家を含む一部のデモ参加者はマリオ・ドラギ首相の事務所やイタリア労働総同盟(CGIL)の本部を襲撃するなど暴徒化し、治安部隊との間で衝突が発生、極右フォルツァヌオーヴァ党の指導者を含む12人が逮捕されました。
この暴動に対し、現在イタリア議会ではフォルツァヌオーヴァ党の解散を求める動議が提出されています。

グリーンパスは当初、店内飲食やレジャー施設に入るのに必要でしたが、その範囲は徐々に拡大されました。グリーンパス携帯していない者には出勤停止の処分や、罰金も科すとされています。フランスでは毎週末ヘルスパスポートの反対運動が行われており、今後イタリアでも抗議活動が続く恐れがあります。群衆への接近はおススメできません。

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