年末年始はテロ/犯罪要注意シーズン

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2021年のホリデーシーズンが開幕

 

いよいよ2021年も終わりが見えてきました。欧米各国を中心に徐々にクリスマスムードが高まってきており、コロナ禍にあっても主要都市中心部ではクリスマス市などの開催も目立つようになっています。

クリスマスは言わずと知れたキリスト教社会の重要な祝祭イベントです。クリスマスイベントへの参加を妨げる理由はなく、むしろ人生の楽しみの一つであるという方も大勢いらっしゃるかと思います。当サイトでもそうした方のお祝いや休暇に異論をはさむつもりは一切ありません。

 

キリスト教以外の国でも暦年の区切りである年末年始には祝祭イベントが予定されています。盛大なカウントダウンイベントが行われる場所もあれば、年が変わると同時に祝砲を撃つ風習がある地域もあります。特段宗教的、文化的な行事がなくてもナイトクラブなどでどんちゃん騒ぎをする方も多いかもしれませんね。

 

 

ただし、祝祭ムードで警戒心の薄い市民や観光客が大勢集まる場面は警備が難しくなります。加えて、キリスト教の象徴的なイベント会場でテロを起こし、より多くの被害を出すことで注目を集めたいと考えるグループが存在していることも事実です。

 

クリスマス市や各種クリスマスイベントへの参加そのものは問題ありませんが、各国の状況や人の集まり具合、現地警備体制等に応じ、警戒心を置いてきぼりにしないようおススメします。

 

当サイトでは繰り返し、一般論としてテロやデモのリスクが高まるイベントはある程度想定できる、ということをお伝えしてきました。2021年12月及び来年2022年に行われるリスクイベントで既に判明しているものを入力したリスクカレンダーはコチラで無料公開中です。年内の主要なリスクイベントはクリス関連を残すのみ、となっており改めてクリスマスシーズンでの注意事項をご紹介します。

 

 

【次ページでは・・・クリスマス~年末に発生したテロ事件の実例を紹介します】