2026年10月10日、ブラジル北部のアマゾナス州で森林火災が急拡大し、36の地区で非常事態宣言が発令されました。航空機による上空からの水の散布に加えて、地上で数百人単位の消防隊が消火に当たっていあますが森林火災のコントロールはできていません。広い範囲で煙害が深刻化しており住民生活への影響が懸念されています。
現地報道によれば、ブラジル北部アマゾナス州内では乾季の長期化と高温により火災が多数発生し、10月上旬だけで1,300件を超える火災が確認されています。複数の地域では道路沿いの森林が延焼し、住宅地や交通に影響が出ています。煙害は州都を含む広い範囲に及び、視界不良により航空便の運航にも支障が生じています。
ブラジル連邦政府は、州の要請を受けて非常事態を認定し消防・環境機関から計290名の専門隊を派遣しました。また、空中消火のため航空機11機を投入し、上空からの水散布や火点の監視を開始しています。アマゾネス州政府は、隣接州から流入する煙害も状況を悪化させているとして、広域的な対策の必要性を強調しています。住民には、煙の強い地域で外出を控え、屋内での活動を心がけるよう呼びかけています。
周辺滞在中の方は現地最新気象情報や避難情報などを十分にご確認ください。森林とは一定の距離のあるマナウスなどの都市部におられる方も煙害等による健康被害の可能性は否定できません。外出時のマスク着用や外出を控えるといった対策をおススメします。

