2020年11月2日、アフガニスタンの首都カブール市中心部カブール大学に銃や爆弾を所持した武装グループが襲撃を実行しました。大学北門で爆発が発生後、銃を持った少なくとも3名のグループが大学内で銃を乱射しました。一連の襲撃により少なくとも22名が死亡、約20名が負傷しています。
長く反政府武装勢力を続けている旧支配勢力タリバンは即座に犯行への関与を否定しています。一方で、ISISホラーサン支部は犯行声明を発表しました。
襲撃されたカブール大学では当日イランに関する書籍・論文のイベントが行われる予定であり、政府高官が大学に到着する予定時刻前後に襲撃が実行されたものと想定されています。
カブール市内では10月24日にも教育施設に対する自爆テロが実行されており、直近一か月以内で教育施設に対する襲撃・テロ事案が続いています。