アフガニスタンヘラートでのモスク爆発事案

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2022年9月2日アフガニスタン西部ヘラート市内のモスクに対する自爆攻撃が発生し、少なくとも18名が死亡、23名が負傷しました。爆発が発生した際には親タリバンの宗教指導者が地元民にスピーチ等を行っており大勢が集まっていました。

 

自爆犯は宗教指導者の手にキスをし、忠誠ないし感謝を伝えるふりをしながら自爆装置を作動させたとの目撃証言が報じられています。自爆犯に最も近い位置にいたと思われる宗教指導者も死亡が確認されています。

 

アフガニスタンでは2022年8月、タリバンが全土を掌握して以降もISISと関連があるとされるグループが断続的にテロを実行しており、治安情勢は安定していません。今回の自爆事案に対して犯行声明は発せられておらず、ISISによる犯行かどうか定かではありません。

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