アメリカ各地での抗議デモ

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2020年9月24日以降、アメリカケンタッキー州ルイビルを中心に警察や司法に対する抗議デモが広がっています。発端となったブレント・テイラー氏の死亡事案(警察が誤って無関係のテイラー氏の自宅に突入し、暴漢の侵入と勘違いしたテイラー氏の交際相手と警官隊が銃撃戦となりテイラー氏が死亡したもの)は3月の出来事ですが、警官への司法判断が不十分であるとして全米各地で抗議が発生しています。

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9月25日ケンタッキー州ルイビルで緊急事態宣言下行われた抗議デモ(USA Todayのウェブサイトよりキャプチャ)

 

テイラーさんが死亡したケンタッキー州ルイビルでは9月21日以降警官と市民の間で暴力的な衝突が断続的に発生しています。24日には警官2名が銃撃を受け重傷を負うまでの事態につながりました。既に100名以上が逮捕されており、25日以降も抗議活動は継続する見通しです。

 

また、ニューヨークの中心部や、ロサンゼルス、シカゴ、シアトル他、全米主要都市でも類似の抗議活動が行われています。在ナッシュビル日本国総領事館からも在留邦人に対し

 

「抗議行動の状況により,夜間外出禁止令の発出も予想されますので,各自治体の発信状況をご確認下さい。また、不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の情報の入手に努め,デモや犯罪行為等に遭遇した場合は,被害や無用なトラブルに巻き込まれないよう近づかず,その場から速やかに離れるなど,ご自身の安全確保に努めて頂くようお願いいたします。」

 

注意喚起が発出されています。

 

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