【テロ注意喚起】ムハッラム9月21日~10月19日とアシュラ9月29日~30日

【注意喚起】

 イスラム教暦第一月
  ムハッラムの開始

 今週からイスラム教の暦では新年最初の月、ムハッラムを迎えます。
今年は9月21日~10月19日がムハッラムの一ヶ月となる予定です。
(イスラム教の暦は日本でも用いられている太陽の動きに基づくグレゴリオ暦ではなく、
月の動きに基づく太陰暦ですので、月の見え方によって一日前後する可能性有)

 イスラム教の暦における月の名前では断食を行うことで有名な

 「ラマダン」
(イスラム教の暦で9番目の月の名前)

が挙げられます。
このラマダンは断食をして、先祖の苦難を追体験する、という行為に表れている通り、
イスラム教徒にとっては最も神聖な月です。

 今週から始まる

 「ムハッラム」
(イスラム教の暦で1番目の月の名前)

はラマダンに次いで二番目に神聖な月である、とされています。
そのため、各種の宗教行事が集中的に行われる月でもあります。
 
 イスラム教の教義の上では、ムハッラム月は争いを禁じられた月の一つ。
そのため、本来であればテロによる攻撃も抑制されるはずなのですが、
残念ながら近年ではむしろ、神聖な月に対するむしろ宗教心の高まりを利用してテロを煽る行為も頻発しています。

 特にムハッラムの10日目は
イスラム教シーア派にとって極めて重要な

 「アシュラ」

という祝日が予定されています。
この日に行われるシーア派の宗教行事や宗教施設、シーア派が多く住むエリア等を
標的としたテロが発生するリスクが通常よりも高まりますので要注意です。

 具体的には9月29日~30日に、
特にイスラム教徒が多く、かつシーア派が少数派である国では(スンニ派が多数派である国)
そういったシーア派関係者が多く集まる場所を避けるようにすることをおススメします。

 このブログでも繰り返しているように、テロの被害、特に巻き添えを避けるためには

 テロが発生しそうな日時
 テロが発生しそうな場所
 テロに関連しそうな怪しい人や物

を避けることが重要です。

 上記の日時・場所で必ずテロが発生する、とは当然言えませんが
テロの巻き添え被害のリスクを可能な限り低減するためには

 「何もないことを祈りながら最悪に備える」

ことが大切であると考えます。