2023年10月13日パレスチナを拠点とする武装勢力ハマスは全世界のイスラム教徒に対しパレスチナへの連帯を行動に移すよう呼び掛けています。「怒りの日(days of rage)」として全世界にメッセージが発信されており、イスラエル政府は世界各地のユダヤ教徒に警戒を呼び掛けています。
13日は金曜日であり、イスラム教徒らが通常集団礼拝を行う日となっています。ハマスによる呼びかけとは無関係に、モスク等各地の宗教施設に人々が集まりやすい性質のある曜日であり、礼拝に参加した群衆がそのまま何らかの行動を起こす可能性も否定はできません。特に各地のイスラエル関連施設やユダヤ教宗教施設(シナゴーグ)等では警戒を高めている箇所が多数あります。アメリカ北部シカゴでは木曜日に爆発予告などがあったことから一時周辺に避難指示が出たシナゴーグもあります。