パプアニューギニア首都反政府抗議の暴徒化

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2024年1月10日パプアニューギニア首都ポートモレスビー市内中心部で、政府の税制改革に抗議する市民らが反政府集会を開催しました。一部参加者が暴徒化し、周辺の店舗等を破壊し略奪行為に及びました。これまでに少なくとも10名が死亡したと報じられています。

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略奪等で襲撃される商業施設(ガーディアンのウェブサイトよりキャプチャ)

本件の発端となった政府の税制改革に対して、抗議を行ったのは本来治安を維持する側に回るべき警察官らでした。このため抗議活動の周辺で特に治安維持機能が働かず、焼き討ちや略奪が拡大してしまった可能性が指摘されています。当面の間首都ポートモレスビー全域及び、周辺都市部でも情勢が不安定になる可能性が想定されており、滞在中の方はご注意下さい。

 

 

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